感染症抗体検査

看護学生などウイルス抗体価測定を求められる方、その他医療関係者は自分の抗体価を知っておく必要が必須であるか高いと思います。

・これから妊娠を予定している方、または妊娠の方⇒ 妊娠中の女性が風疹に罹患したときに体内の児に母子感染することによって先天性風疹症候群のリスクが高くなることが知られています。

・ワクチン接種が不明な方でも抗体価を知ることで、ワクチンを接種する、あるいは感染に注意するという対策を取ることができます。

料金:6,900円(税込み)(上記検査をひとつひとつでなく、まとめて受けていただいた方が割安です)

抗体価検査結果報告書

ワクチンに関する詳細は、ホームページ内「予防接種」をご覧ください。

ワクチンの種類には、生ワクチン、不活化ワクチン、トキソイドと3つのタイプがありますが、同時接種ができないなどのいくつかの制約があります。令和2年10月よりかなり制約がなくなりましたが、金銭面も含め、ワクチン接種計画を立てられることをお勧めいたします。

なお、MRあるいはMMRワクチンと水痘(水ぼうそう)ワクチンは同時接種が可能です。何ら問題はありません。

接種間隔のイメージ図のURLを張っておきますので、ご参照ください(sesshukankaku.pdf (city.arakawa.tokyo.jp)

結核の診断は、従来はツベルクリン反応でなされることが一般的でしたが、感度が70%程度である。また、2度の受診が必要、BCG接種の影響を受ける、あるいは発赤や硬結の判定では客観性が欠けるなどの欠点もありました。その後、T-スポット検査、QFT検査により判定されるようになってきましたが、QFT-Plusの登場で、結核菌に対する感作CD4 および感作CD8 T細胞の両方の細胞性免疫反応により分泌されたインターフェロン-γ(IFN-γ)を測定することで感度が94%まで上昇し、客観的な判定ができるようになりました。

もちろん結核が疑われる場合は保険診療となりますが、結核に罹患していない旨の証明書の記載が欲しい、あるいは知りたいなどの場合は1回の検査だけで診断できます。

料金:7,800円(税込み)